野津田公園の雑木林探索

野津田公園には雑木林が多く残る場所です。30度を超える炎天下が続く日中などは雑木林に入り、涼むのも良いかと思います。朝夕など、雑木林を散策すると様々な昆虫たちに出会えます。その中でも多くの昆虫を観察できるのは樹液エリアでしょうね。今年は、野津田公園の雑木林では樹液が多く出ています。

日本の昆虫界の王者「カブトムシ」の登場！

今年は本当に植物も昆虫も発生が早い年になっています。６月上旬にカブトムシの成虫が確認できるほどです。しかしながら近年カブトムシのサイズもだいぶ小型化していると思えます。これは幼虫時期の栄養が不足しているのが原因かと思います。農家も減り、腐葉土の需要が少なくなっているのが現状ですから。

珍しいチャイロスズメバチ

こちらは首都圏では珍しいスズメバチ科のチャイロスズメバチです。都道府県別で絶滅危惧に指定されるほどの希少なハチです。樹液エリアでは非常に凶暴なハチです。撃退した昆虫をどこまでも追いかけるほどです。

この里山豊かな自然が多く残る野津田公園には様々な昆虫たちが多く生息しています。これからも多くの昆虫をご紹介できればと思います。