リュウキュウサンショウクイ 

今冬、ちょくちょく出会う冬鳥のリュウキュウサンショウクイです。野津田公園では、11月から2月に見られるることが多いです。
夏鳥のサンショウクイの「亜種」とされています。もともとは、名前の通り沖縄(南西諸島)・九州で見られる留鳥でしたが、
徐々に北上してきて関西、東海地域で見られるようになり関東南部でも見かけるようになりました。
野津田公園でも4−5年前には見るようになりました、さらに最近では頻繁に見かけられるようになりました。
公園の高い樹林の上を1−2羽で鳴きながら通過する声はしばしば聞く事が出来ますが、高い位置なので姿が見れればラッキーですね。
主に小昆虫類を食べています、冬季は虫は少ないはずなのですが、常緑樹林の中で虫類を捉えているのを見かけます。
背の高い常緑樹林中でエナガ主体の「カラの混群」に混じり、チリリ・・チリリ・・と小さな声が聞こえる事が有ります。
カラ類が採餌して動き回ることで、小昆虫が飛び出すのを狙って採餌しているように感じます。

注)カラの混群:秋から冬に、シジュウカラ、エナガ、メジロ、ヤマガラ、コゲラなど種類の違う鳥たちが混成して群れを作ること。
注)亜種:種として独立するほどでは無いが、種の変種以上の形態等の差異が有るもの。

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