桜美林大学で留学生の生徒さんたちに「"hand-on"できるだけ自分の手で、ものづくりを体験する」授業を
主催しております担当者様より「生徒たちに日本文化を体験させたいので、ぜひしめ縄飾りづくりを
教えて頂けませんでしょうか?」と要望があり、この素晴らしい体験教室を開催いたしました。
当園としても、このような企画は初めてで心配もありましたが、
ご覧の通り、毎年恒例の手作り満載の飾り品やしめ縄をたっぷりご用意いたしました。
まずは、生徒さんたちにしめ縄飾りについての説明。当園しめ縄づくり担当の若林氏より、解説をして頂き、それを留学生講座の担当の増山氏が翻訳するという、まさに国際交流の場。難しい日本文化を解説する(翻訳)するのは大変だと思いますが、参加した留学生の皆さんも興味をもって耳を傾けていました。
まずは完成品を見てもらい、作るしめ縄の最終形態を確認してもらいました。
当園の手作りしめ縄飾りは自分の個性、センスが表現できる教室です。
まず最初に紙垂(しで)づくりから始めました。皆さん用意した道具を器用に扱っていました。
神様の降臨を意味します。しめ縄は神様と私たちの世の境界線、紙垂は縄が目立つように標識の役目を果たしている。
何よりも大切な基礎の部分のしめ縄。
力は使わずに、見事なしめ縄が出来上がります。皆さん本当に器用。
お正月に年神様を迎えるためのお飾りで、玄関先や家の神棚に飾ります。神様を迎える神聖な場所であることを示しています。
早速、出来上がったしめ縄に先ほど作った紙垂を取り付けます。取り付ける位置を決めるのに、皆さんいろいろと試行錯誤。でもこれが一番大事な部分なんです。神様の降臨を意味する作業ですから。
そして最終作業の飾り付け。
生徒さんたちも入室した際に、用意された飾り付けを真剣な眼差しで観察していました。
この飾り付けこそ、作り手のセンスがひかり、何よりもこの教室のテーマ「手作りを体験する」大切な作業です。
最後に当園しめ縄飾りづくり担当の若林氏より、皆様へのご挨拶。
皆さん最後まで笑顔が絶えることがない、素晴らしい教室でした。
このようなカタチで、教室を開催したのも初めてでしたが、私どもも本当に楽しく教室を開催できました。
またのご来園を心よりお待ちしております。
当園では12月27日(木)にもしめ縄飾りづくり教室が開催しますが、
誠に申し訳ありませんが、当日は全て定員オーバーとなっております。予めご了承お願いいたします。